東芝とソニー

昔、西武の会長の和田繁明氏が倒産したSOGOを立て直す際、各店舗の最上階に会長室があり、直通のエレベーターが設えてあったのに驚愕したという。 企業というのは永久に経済を牽引していくのではなく、20〜30年でイノベーションが起こるものである。経営者に…

どう生きたらいいか?③運動

普通にしていると、運動不足。健康寿命を延ばすには筋肉トレーニングが必要。下半身の筋肉が育てやすい。また、見た目を良くすることも現代では大切である。 人間は脳を発達させてきた。摂取できるカロリーに制限があったため、筋肉は大分制限されている。遺…

どう生きたらいいか?②コミュニティ

やはり家族は最小単位だと思う。家族がバラバラにならないようにし、自分が繋がりたいコミュニティに参加できればいいと思う。今の日本人の生活を考えると、東京と繋がりを持つことが必要だと思う。友人や家族が都会に出て行ってしまい、疎遠になってしまう…

どう生きたらいいか?①食

食品のカロリー表とは、燃焼させた時のカロリーが表示されている。タンパク質や、脂質は吸収が良く、90パーセント吸収される。糖質は、砂糖や、白米のように早く吸収されるものと、食物繊維のように腸内細菌の餌となるものがある。人間の唾液腺にはアミラー…

②人間の幸福

・乳牛は、人工授精によって種付けされ、人工的に哺乳され、搾乳され、ミルクを出さなくなると屠殺される。自然界で生き延びるのに母親の愛情は必須だが、人工的な環境では必要ない。それでも子牛は母親を呼び続ける。自然界で形作られた欲求は、もはや生存…

①文明の構造

①縄文人の生活 人は趣味をしているとき幸福を感じる。休日の趣味はありますか?釣りをする?サッカーをする?マラソン、バーベキュー、音楽フェス、モンハン? 大体縄文時代の生活の再現である。 森で生活していくためには多くの知識が必要である。 凡庸な人…

サピエンスまとめ

①文明の構造 ②人類の幸福

賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ

という言葉がある。両者の違いは、know howとknow whyだと思う。以前こうだったからこうすれば良いというのではなく、その事象についてトコトン研究し、一度抽象的な思考に上げることが必要で、一見要領が悪いようにも見えると思う。

私の情報収集方法。

麻酔科学を学ぶとき、ミラー麻酔科学書を読んだ。1回だけであるが、日本語版を通読した。それ以来、英語の論文を読んでも、だいたいの内容がわかるし、大きく読み違えることもない。 一流の大学を出て、一流の企業に入った人たちの情報収集能力はすごいと思…

リテラシー

とはいえ、自分で稲を育てる必要はない。特定の手続きを経てデバイスを利用すれば良い。そのためには、契約書を読んで、理解する程度のリテラシーが必要である。 政治に参加する手続きも同様である。放置するとひどい条件を押し付けられる。マスコミの偏向報…

平等とは。

機会の平等と、結果の平等。欧州で言うところの平等とは、入り口が平等に開かれていることをいう。競争は否定されていない。一方で日本は、中央集権が強く、競争が規制されているため、既得権益がものをいう。いわばエスカレーターと階段である。エスカレー…

百姓

百姓とは、農家を指す言葉ではなく、「何でもする」という意味である。昔の農家は大きな門があり、沢山の小作人が住んでおり、何でも自分たちでしていた。武装しており、土豪と言ってもいいくらいの農家もあった。稲作でつちかったチームワークで戦国を生き…

モダンとポストモダン

中国で始まった技術革新から、ルネッサンスが始まり、ガリレオの時代近代物理学が隆盛した。その後、近代物理の法則に従い、計測すると、少しの誤差が出る、逆に正確には出せないことに気づく。そこから相対性理論が生まれたという。現在、宇宙開闢はクォー…

IT革命

90年代前半、ソ連崩壊に伴い、もとも軍事技術であったwebが民間に公開され、IT革命が起こる。情報操作が出来なくなり、BRICsと呼ばれる国々が発展し、アラブの春が起こる。また、その後のコンピュータの発達は周知の通りであり、各分野における研究は加速し…

戦後

イデオロギーの時代核の傘の下、冷戦構造となり、日本は軍備を持たず復興に専念した。国民国家の概念が世界的に広がり、各地で独立戦争や、民族紛争が起こる。共産主義は、イノベーションが起こらず、生活水準は戦後のままであった。結果、ソ連崩壊につなが…

55年体制

日本は戦争に負けて、GHQに占領されました。マッカーサーは日本に、アメリカの理想を植え付ける一方、強い国にならないよう策を巡らせた。「日本は極東のスイスであれ」と言っている。意識改革として、3sと言われるアメリカ文化、安全、平等。政策として、議…

大正デモクラシーから2.26事件

自分が不勉強なだけかもしれないが、戦前は軍国主義で、戦争に突入したと教えられていたと思うが、実際は違っていた。 資本主義とは集めることである。資本が大きくなればなるほど、雪だるま式に大きくなるので、出資を募り、集めたものの一部を貰ってくると…

極東地域

世界には戦争の起こりやすい地域がある。フランスとドイツ、バルカン半島、中東、極東地域などだ。ロシアの人口は、ピョートル大帝がジャガイモを持ち込むと、増加しだす。日本は江戸期に人口が増加した。現在、極東地域は台頭する中国、ロシアと日本がしの…

黒羽藩の維新

今の大田原のあたりの話。15代藩主大関増裕は横須賀藩主の息子で、婿養子として黒羽藩の藩主となる。若年寄となり、幕府の軍監(海軍、陸軍の総監)に任命される。部下には勝海舟がいた。3年ほどで病のため、国元に帰る。 領内で産出する、火薬の原料となる…

文化

長州は文化度の高い藩で、関ケ原で負けたものの、明治維新で返り咲いた。 「虎は死んで皮を残し、人は死んで書を残す」という言葉がある。 「文化を残すか、遺伝子を残すか」 日系人は海外に400万人暮らしています。それぞれ現地になじみ、日本にやってきて…

覇道と王道

極東裁判の時に石原莞爾が述べた言葉が有名だが、これももともとは四書五経の思想。 覇道とは、言ってみればモンゴル帝国である。戦闘力が高く、瞬く間に大帝国を築いたが、文化力が低かったため、フビライは中国式の生活様式にすっかり染まってしまい、代を…

明治維新

あまり一般的でないが、それほど精通しているわけではないので、四書五経とざっくりと呼びます。維新という言葉は、四書五経の中で、「周の国は古い国だがシステムは新しく維持されている」というような意味の文章に出てくる。1回きりのことではなく、「こ…

鬼畜米英

大政奉還がかなわなかったら? 12代将軍、徳川家慶の時代アヘン戦争が起こり、中国は植民地となった。当時の日本人には、「日本が植民地となったら志那のようになってしまう」という危機感があった。 もし、日本に内乱が起これば欧米列強につけいる隙を与え…

大政奉還

で、江戸の終わりの話。11代将軍家斉は一橋家の出身で、江戸の円熟期、化政文化の時代、政治に関心をもたず、大奥に籠りっきりであった。政治もドロドロしており、田沼意次の後ろ立てて将軍になったものの、すぐに田沼を切り捨て、松平定信を重用したが、定…

ちなみに

天下泰平:旧暦の正月(2月)は易で言うと地天泰。盆は天地否。夏は天は天にあり、地とは隔たっているので秩序が保たれ、下を剋することができるが、これでは何も生まれない。正月はこれとは逆に天と地が交わるので色々なものを生む。また、生と死も曖昧にな…

江戸幕府

貞観政要:中国の歴史上、一番理想的な政治が行われた貞観時代の記録。隋の煬帝から唐に禅譲され、二代皇帝太宗が行った政治は理想的な徳政であった。 家康の徳川幕府は、日本における貞観の治であり、以後280年続く天下泰平の世が始まる。 幕府なので、天帝…

戦国の終わり

マキャベリストの最後とは似たようなもので、ついて行けなくなった家臣に討ち取られる。カエサルによく似ていると思う。現在では、家康を討ち取ろうとしたところ、本能寺の変で殺害されたといわれている。 戦国時代を通して食料は増産され、人口は増え続けた…

四書五経

中世から戦前に至るまで影響を与え続けていた中国の思想について語る必要がある。 科挙の主要科目は四書五経であり、四書は「論語」「大学」「中庸」「孟子」、五経は「易経」「書経」「詩経」「礼記」「春秋」をいう。 「経」とは織物の縦の糸のことをいう…

織田信長

堺屋太一「日本を作った12人」によると、信長は革命者である。 戦国時代を通して人口は増え続けており、都市が出来た。信長は、農業に従事しない都市生活者を金で雇い、戦争をするということを考えついた。そしてそのための資金を楽市楽座から得ていた。 足…

駆け足で鎌倉後期から戦国時代。

やっぱり二番煎じはダメで、執権には従わない。次に室町幕府となるが、貴族制、つまり一人の王の下中央集権というのではなく、指導者が複数いるような状態であった。 そんな状態であったから、ちょっとしたきっかけで戦国時代へと突入していく。戦国時代も後…