2018-09-19から1日間の記事一覧

極東地域

世界には戦争の起こりやすい地域がある。フランスとドイツ、バルカン半島、中東、極東地域などだ。ロシアの人口は、ピョートル大帝がジャガイモを持ち込むと、増加しだす。日本は江戸期に人口が増加した。現在、極東地域は台頭する中国、ロシアと日本がしの…

黒羽藩の維新

今の大田原のあたりの話。15代藩主大関増裕は横須賀藩主の息子で、婿養子として黒羽藩の藩主となる。若年寄となり、幕府の軍監(海軍、陸軍の総監)に任命される。部下には勝海舟がいた。3年ほどで病のため、国元に帰る。 領内で産出する、火薬の原料となる…

文化

長州は文化度の高い藩で、関ケ原で負けたものの、明治維新で返り咲いた。 「虎は死んで皮を残し、人は死んで書を残す」という言葉がある。 「文化を残すか、遺伝子を残すか」 日系人は海外に400万人暮らしています。それぞれ現地になじみ、日本にやってきて…

覇道と王道

極東裁判の時に石原莞爾が述べた言葉が有名だが、これももともとは四書五経の思想。 覇道とは、言ってみればモンゴル帝国である。戦闘力が高く、瞬く間に大帝国を築いたが、文化力が低かったため、フビライは中国式の生活様式にすっかり染まってしまい、代を…

明治維新

あまり一般的でないが、それほど精通しているわけではないので、四書五経とざっくりと呼びます。維新という言葉は、四書五経の中で、「周の国は古い国だがシステムは新しく維持されている」というような意味の文章に出てくる。1回きりのことではなく、「こ…

鬼畜米英

大政奉還がかなわなかったら? 12代将軍、徳川家慶の時代アヘン戦争が起こり、中国は植民地となった。当時の日本人には、「日本が植民地となったら志那のようになってしまう」という危機感があった。 もし、日本に内乱が起これば欧米列強につけいる隙を与え…

大政奉還

で、江戸の終わりの話。11代将軍家斉は一橋家の出身で、江戸の円熟期、化政文化の時代、政治に関心をもたず、大奥に籠りっきりであった。政治もドロドロしており、田沼意次の後ろ立てて将軍になったものの、すぐに田沼を切り捨て、松平定信を重用したが、定…

ちなみに

天下泰平:旧暦の正月(2月)は易で言うと地天泰。盆は天地否。夏は天は天にあり、地とは隔たっているので秩序が保たれ、下を剋することができるが、これでは何も生まれない。正月はこれとは逆に天と地が交わるので色々なものを生む。また、生と死も曖昧にな…