歴史の歴史

 明治維新の時に世界史はあったが、今日的な意味の東洋史はまだなく、国学しかなかった。明治20年ごろから日本史が始まったが、教育に使えるレベルでなく、研究者の議論が始まったという程度であった。本格的に歴史教育が始まったのは戦後から。

 当時の思想に都合の悪いことは教えられなかった。現在でも、今につながることはゆがめられて教えられている。

西洋史を語るのに聖書の教養が必要なように、東洋史を語るのに四書五経の教養は必須である。

  現代社会で生きていくのに必要な歴史について綴っていきたいと思います。