縄文時代

2万年前、最後の氷河期。ナウマンゾウを追ってシベリアに住んでいた人々と、まだ陸続きだった東南アジアの島々の人々が最初に日本に渡ってきて縄文人となった。1万年前に氷河期が終わり、紀元前5300年ごろ硫黄島カルデラ噴火し、南九州の縄文人は全滅。縄文人は粟や稗などを栽培していたが主に狩猟採集生活。栄養状態はよく、平和な社会が1万5000年くらい続いた。火山灰により、西日本では生態系が崩れてしまい、縄文時代は終了。蝦夷地などではその後も同様の生活が続いた。縄文人と現在の日本人とのDNA的なつながりはアイヌや沖縄の人でも10パーセント程度。